ペット可の賃貸物件で猫と暮らしている方のなかには、猫が脱走した経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
猫は、さまざまな理由から脱走するため、猫の安全のためにもその心理や対策を考える必要があります。
そこで今回は、猫が脱走してしまう理由・猫の脱走防止策・脱走防止アイテムを選ぶ際の注意点を解説します。
賃貸物件で猫が脱走してしまう理由とは
猫が脱走してしまうのは、危険を感じたとき・恐怖を感じたとき・好奇心を抱いたときだと考えられています。
テレビ・工事・近隣の部屋からの大きな音などでびっくりすると、危険を感じて脱走することがあります。
また、見知らぬ人が部屋を訪れると恐怖やストレスを感じて狭い場所へ逃げることがありますが、この際に外に逃げてしまうことも珍しくありません。
さらに、窓やベランダから見える外の世界に好奇心を抱くと、そのまま外に出てしまうこともあるでしょう。
このように、猫が脱走する理由はさまざまですが、猫に危険や恐怖といったストレスを与えないようにするのはもちろん、脱走させない対策を講じることが大切です。
賃貸物件における猫の脱走防止対策
賃貸物件で猫が脱走しやすい場所として挙げられるのが、ベランダです。
ベランダからの脱走を防ぐには、猫がベランダに近付けないような脱走防止扉を設置すると良いでしょう。
日光浴のためにベランダには出してあげたい場合には、ベランダと外との隙間をフェンスやネットで覆うのがおすすめです。
また、夏場には網戸を使う場合、ガラス窓より軽い網戸は猫の力でも開けやすいため、網戸にストッパーなどを取り付けてください。
そのほかに、猫が脱走しやすいもうひとつの場所として、玄関にも対策が必要です。
怖がりで普段は玄関に近付かない猫であっても、玄関のドアが開いたタイミングで好奇心から外に出てしまうことがあります。
そのため、玄関の前にも脱走防止扉を設置して、ドアからの脱走を防ぎましょう。
賃貸物件における猫の脱走防止アイテム選びの注意点
ベランダや玄関への猫の侵入を防ぐアイテムを選ぶ際には、猫がとおり抜けられる隙間がないことを確認してください。
小さな隙間であっても、体が柔軟な猫はすり抜けてしまうことがあります。
また、猫は高い場所へもジャンプできるため、設置する柵や扉の高さにも注意が必要です。
天井に届くくらいの高さがあるものを選べば、ジャンプ力のある猫でも脱走できないでしょう。
さらに、脱走防止の柵や扉は、猫が飛びついても倒れてこないようにしっかりと取り付けられるものを選ぶことが大切です。
飛びついた弾みに柵や扉ごと転倒すると、猫がけがをしてしまうこともあります。
まとめ
賃貸物件で猫が脱走する理由としては、大きな音による恐怖・来訪者に対する恐怖やストレス・外の世界への好奇心が挙げられます。
玄関やベランダからの脱走を防ぐには、柵や扉といったアイテムを活用するのがおすすめです。
アイテムを選ぶ際には、隙間がないか・十分な高さがあるか・転倒しないかという点に注意しましょう。
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