リフォーム済み物件を購入するか、購入したあとに自分で依頼するかを比較して悩む方は多いでしょう。
すでに施工がおこなわれている物件であれば即入居が可能ですが、購入したあとに依頼する場合は完成を待つ必要があります。
本記事では中古物件の購入後にリフォームした場合と、すでに施工されている場合とでメリット・デメリットを比較しながらご紹介します。
リフォーム済み中古物件のメリット・デメリット
施工済みの物件とは、前入居者の退去後に工事をおこない、きれいな状態にリフォームした物件のことです。
購入してから即入居が可能なため、リフォーム中にかかる仮住まい費用が不要になります。
中古物件を購入したあとに依頼する場合、施工業者選びや内容のすり合わせ、見積もりの算出など時間がかかるものです。
その点すでにリフォームされている物件ならばすぐに住めますし、状態は内覧時に直接確認できます。
依頼者と施工業者の間でイメージが食い違い、思った通りのリフォームができなかったというトラブルも避けられます。
ただしリフォームが終わっているので、自分好みの内装や間取り、デザインにできないのがデメリットです。
中古物件の購入後にリフォームするメリット・デメリット
購入後にリフォームするメリットは、新築物件と比較してコストが削減できる点や、理想の形にできる点、物件選びの幅が広がる点などです。
物件の価値は築年数が経過するごとに下がり、一戸建てであれば築22年を目安に建物の価値は0になるといわれています。
そのため新築物件を購入するよりも、同じエリアで同じ広さの中古物件を購入してリフォームしたほうが、費用を安く抑えることが可能です。
デメリットは、リフォーム工事中に新たな欠陥を発見する可能性があることや、即入居できない点などが挙げられます。
中古物件購入後のリフォームが向いている方とは
ここまでリフォーム済み物件と、購入したあとにおこなう場合のメリット・デメリットを比較しつつご紹介しました。
すでに施工されている中古物件に向いている方は、すぐに住みたい方や内装に強いこだわりがない方です。
一方で内装や間取り、デザインにこだわりがある方や目に見えない構造部分まで確認したい方は、購入後におこなうのが良いでしょう。
どちらもメリット・デメリットがあるため、自身にどちらが向いているのかゆっくり考えてください。
まとめ
今回は中古物件のリフォームタイミングについて、ご紹介しました。
購入後すぐに入居したい方はリフォーム済み物件、内装やデザインにこだわりのある方は購入後のリフォームがおすすめです。
本記事でご紹介した情報を参考に、両者を比較検討してください。
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