これまで、住宅ローンを借りた際の金利の上昇は日銀によるマイナス金利政策で緩和されてきました。
しかし、2024年3月には2016年以来続いてきたマイナス金利を解除することが決まり、今後の影響が懸念されます。
今回は、住宅ローンの金利の決まり方や今後への影響、マイナス金利解除による金利上昇への対策についてご紹介します。
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住宅ローンの固定金利と変動金利の決まり方
住宅ローンの金利は根拠なしに決まっているのではなく、一定の決まり方があります。
変動金利は短期プライムレートと呼ばれる金利を基準にしており、金融機関が企業に短期資金を融資する場合の最優遇金利がもとになっている決まり方です。
今現在の市場の景気によって金利が変動するため、高いときは高く、低いときは低くなります。
対して固定金利は国債市場で取引されている10年国債の利回りを基準としており、変動金利よりも将来を見据えた金利です。
こうした基準となる金利は金融機関ごとの差はほとんどないものの、基準からいくらの金利を差し引くか、金利引下げ幅は金融機関によって異なっています。
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マイナス金利解除による今後の住宅ローンへの影響
マイナス金利の解除に先立ち、日銀が2022年に長期金利の上限を引き上げたことにより固定金利は現在上昇傾向にあります。
そのためこれまでは変動金利を選んで住宅ローンを組むと有利な傾向にありましたが、マイナス金利の解除によりこちらも上昇する見込みです。
その影響として、当面は0.1~0.2%程度の緩やかな上昇が続くと考えられています。
現在住宅ローンを返済中の方への影響は少ないものの、新規借り入れで変動金利を選んだ場合の金利は上昇する可能性があるため注意したほうが良いでしょう。
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マイナス金利解除の影響による住宅ローン金利の上昇への対策
金利が上昇するとトータルで支払う額が多くなるため、対策としてこまめな繰上返済がおすすめです。
繰上返済でローン残高が減れば、返済期間が短縮されて実際に金利として支払う額が減ります。
変動金利の急な上昇のリスクを抑えたい場合は、途中から固定金利に変更するのも良いでしょう。
変更したばかりのときは金利が上昇するものの、変動金利の急な上昇よりは上がり幅を抑えられます。
さらに、固定金利と変動金利を同時に併用できるミックスローンを利用するのも効果的です。
固定金利一本に絞るよりも金利が低く、変動金利一本にするよりも金利上昇のリスクを軽減できます。
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まとめ
住宅ローンのマイナス金利が解除される影響はすぐには出ないとは言われていますが、新規借り入れには影響する可能性があります。
そのため、はじめから固定金利やミックスローンを選ぶ、あるいは途中から固定金利に変更するのがおすすめです。
住宅ローン残高を減らすためにも繰上返済を活用していくと良いでしょう。
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シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
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