賃貸物件を借りる際には、大家さんや不動産会社と賃貸借契約を結ぶ必要があります。
しかし契約の際に必要書類の種類やどのように取り寄せていいのかわからず、困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は賃貸借契約を結ぶ際に求められることが多い三つの書類について、どのような書類でどこから取り寄せるのか解説します。
賃貸借契約を結ぶための必要書類①印鑑証明
賃貸物件を借りる際、自署とともに印鑑を求められるケースがあります。
通常、賃貸借契約に使用する印鑑はシヤチハタ以外であれば認印でも良いとされていますが、大家さんや不動産会社によっては実印の使用を求められるケースがあるため、注意が必要です。
実印を使用するのであれば印鑑証明を提出しなければなりません。
印鑑証明とは印鑑登録証明書ともよばれるもので、市町村役場に実印登録された印影であることを証明する書類です。
実印登録の際に発行される印鑑登録証を役所の窓口に提示するか、印鑑登録証もしくはマイナンバーカードを使用してコンビニのマルチコピー機から発行できます。
賃貸借契約を結ぶための必要書類②戸籍謄本
戸籍謄本とは本人や配偶者など、戸籍に記録されている全員の身分事項を証明する書類です。
借り手の身分確認のため、大家さんや不動産会社に対して提出を求められるケースがあります。
似た書類に「戸籍抄本」とよばれるものがありますが、戸籍謄本が戸籍簿に記録された全員分の身分を証明した書類であるのに対し、戸籍抄本は戸籍に記録されている一部の方についてのみ証明した書類という違いがあります。
戸籍謄本を発行するには本籍地の市区町村役場の窓口に出向くか、郵送での発行申請が必要です。
本籍地と現住所が違う場合、お住まいの市区町村役場の窓口では発行できないため、注意が必要です。
ただし、マイナンバーカードを所有している方であれば、コンビニのマルチコピー機を使って戸籍謄本を発行できます。
賃貸借契約を結ぶための必要書類③住民票
住民票とは対象となる方の居住関係を証明する書類です。
その市区町村の住民になった年月日や過去の居住地などが記載されており、現住所を確認するために提出を求められるケースがあります。
住民票は戸籍謄本と違い、住民基本台帳ネットワークに参加している全国各地の市区町村役場の窓口にて発行可能です。
また印鑑証明や戸籍謄本などと同様にマイナンバーカードを所有している方であれば、お近くのコンビニのマルチコピー機からも発行できます。
まとめ
賃貸借契約を結ぶためには印鑑証明や戸籍謄本、住民票などの書類が必要になるケースがあります。
それぞれ役場の窓口やコンビニで取得可能ですが、戸籍謄本に関しては本籍地の市区町村役場でのみ取得できる書類のため、注意が必要です。
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