マイホームは一世一代の大きな買い物ですから、いつ買うべきなのか、購入のタイミングに頭を悩ませる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、統計データを元に、不動産を購入するのに適した時期を解説します。
また、購入を決断する際に注意すべきポイントもご紹介しますので、マイホームを購入する際の参考になさってください。
不動産購入の時期を統計データから考える
国土交通省「令和2年度住宅市場動向調査」によると、注文住宅、分譲一戸建て、分譲マンションを取得した世帯の世帯主は、30代がもっとも多くなっています。
とくに注文住宅では40.9%、分譲一戸建てでは46.1%と、30代が4割以上を占めています。
また、購入した不動産別の世帯年収(税込み)の平均値を見ると、注文住宅は738万円、分譲一戸建ては721万円、分譲マンションは879万円でした。
ライフイベントごとの不動産購入のメリット・デメリット
不動産を購入する方が多い30代は、結婚や妊娠・出産など、ライフイベントが多い年代でもあります。
ここでは、「単身」「結婚」「子どもの成長」という3つのライフイベントにおいて、不動産を購入するメリット・デメリットをご紹介します。
単身の場合、比較的若いうちに住宅ローンを組むことになり、そのぶん完済の時期も早くなることがメリットです。
しかし、不動産購入後に家族が増えると住まいが手狭になる可能性があるというデメリットがあります。
結婚と同時期に不動産を購入するメリットは、共働きであれば住宅ローンの借り入れ額が増えることです。
デメリットは、子どもの人数によっては将来的に住まいが手狭になったり、反対に広すぎて持て余してしまったりする可能性があることです。
子どもの成長、とくに小学校への入学に合わせて不動産を購入すると、子どもを転校させなくて良いこと、子どもに合った学区を選べるというメリットがあります。
一方、学区選びにこだわると希望に沿った物件が見つかりにくいというデメリットがあります。
不動産購入を決断する際に注意すべきポイントは?
不動産購入を決断する際、とくに注意すべきなのは、「不動産の種類」「購入資金」の2点です。
一戸建ては集合住宅に比べて広いうえ、子どもの足音などで隣家に迷惑をかける可能性が低い一方、資産価値の減退が早く、将来売却する予定であれば大幅な値下がりを覚悟しなければなりません。
分譲マンションは駅の近くなど立地が良い物件が多く、資産価値が高い一方、管理費や修繕積立金など、購入費用以外の出費がかさむ可能性があります。
不動産の購入費用も、不動産の種類によって大きく左右されます。
購入資金の平均額は注文住宅で4,606万円、分譲一戸建てで3,826万円、分譲マンションで4,639万円でした。
無理なく支出できる購入費用はいくらか、試算しておきましょう。
まとめ
統計データを元に、不動産を購入するのに適した時期を解説しました。
30代が不動産購入のピークではあるものの、ライフイベントにも大きく左右されるため、適した時期は各世帯によって変わると言って良いでしょう。
分譲マンションオーナーで売却や賃貸を考えている方のご相談は、私たちシアーズ株式会社にお任せください。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓