親が所有していた土地を相続する場合、どのような手続きが必要になるのかご存じでしょうか。
今回はこの場合の具体的な流れについて解説します。
また、名義変更をしない場合、どのようなリスクがあるのかにも触れているので、土地を引き継ぐ予定がある方は参考にしてみてください。
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土地を相続するときの手続きの流れ
まず、相続人が誰であるかを確認します。
たとえば、配偶者、子ども、両親などが考えられるでしょう。
確認ができたら、遺産分割協議をおこないます。
この協議によって、誰が親の土地を引き継ぐかを決定しましょう。
ただし、協議は基本的に全員の意見が一致しないと決まりません。
そのため、身内同士の争いに発展する可能性もあります。
なかには何度協議しても決まらず、裁判に発展するケースもあるため、できる限り良好な関係を保ちながら話し合うことが重要です。
協議内容が決まったら、必要書類を準備して、土地の所有者を親から変更しなければなりません。
必要な書類には、登記申請書や戸籍謄本などがあります。
不安な場合は、法務局に問い合わせて確認するのが良いでしょう。
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土地を相続した場合は名義変更が必須?
土地を相続した場合は、親から自分に名義変更をおこなう必要があります。
この手続きは一般的に「相続登記」と呼ばれています。
必要書類を準備し、法務局に申請する流れです。
所有者不明の不動産が増加したため、この登記は義務化されています。
手続きをせずに放置すると、10万円以下の罰金が発生する可能性があります。
土地を取得したことを知ってから3年以内に手続きをおこなうよう努めてください。
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相続した土地の名義変更をしない場合のリスク
名義変更がされていないと、所有者は親のままになり、不動産の所有権を主張できなくなります。
そのため、他の親族が自分のものだと主張した場合に反論できなくなります。
権利関係のトラブル事例は多く、親族同士での揉め事に発展しがちです。
また、放置すると10万円以下の過料が発生する可能性もあります。
放置してもメリットはないため、資産を引き継いだ時点で早めに申請することが推奨されます。
面倒な場合は法務局に相談し、手続きの工程を教えてもらうのが良いでしょう。
相続が初めてであることを伝えれば、親切に助言してもらえるでしょう。
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まとめ
親の土地を引き継ぐ流れとして、まずは相続人を確定させなくてはなりません。
また、相続登記を済ませて名義変更を済ませないと、トラブルの元になります。
権利関係で揉め事になる可能性が高いので、早めに手続きを進めておきましょう。
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シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
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