葬儀場や火葬場は欠かせないものでありながら、実際に近くにあると嫌悪感を抱かれやすい施設です。
不動産の売却に与える影響にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、葬儀場や火葬場に近いことが不動産の売却価格に与える影響と売却時に起こるデメリット、さらに上手に売却するコツをご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
近くに葬儀場があることは不動産の売却価格に影響するの?
近くに葬儀場や火葬場がある場合、不動産の売却価格が相場よりも20%から30%下がってしまうことがあります。
なぜなら、近くにあることにより不快感を与えるとされる嫌悪施設であるからです。
目に入ると気が滅入ってしまったり、とくに古い施設は臭気やばい煙が気になったりすることもあるでしょう。
しかし、まったく意に介さない方もいらっしゃるため、嫌悪施設が隣接しているからといって必ずしも値下げが必要なわけではありません。
とくに、駅や商業施設に近いなど立地条件が良い場合は、売却価格に影響を与えない場合もあります。
▼この記事も読まれています
不動産売却における司法書士の役割とは?依頼するメリットや費用も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
葬儀場の近くにある不動産を売却する際のデメリット
葬儀場や火葬場が近くにあることは環境的瑕疵に該当し、このことをめぐってトラブルに発展する可能性があります。
買主に対して事実を告知せずに売却してしまった場合、契約不適合責任を問われる恐れがあることにも注意が必要です。
また、火葬場が近い土地は、建設規制によって宅地として売却できない可能性があることもデメリットのひとつです。
火葬場は宅地として利用できない地域に建設されることが多く、売却前に用途地域を確認する必要があります。
なお、葬儀場は「集会場」の扱いであり、近くにあるからといって宅地として利用できないことはほとんどありません。
▼この記事も読まれています
不動産買取の仲介との違いや買取を選ぶメリット・デメリットとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
葬儀場近くの不動産を売却するコツ
火葬場や葬儀場の近くにある不動産はデメリットが多く売却しにくいこともありますが、まずは一般的な相場価格で売り出すのがコツです。
葬儀場は利便性を考慮して建設されているため生活環境が良い場合が多く、そもそも存在を気にしない方もいらっしゃるからです。
ただし、なかなか買い手がつかないようであれば値下げの検討も必要になるでしょう。
また、空き地が少なく地価が高い都市部の不動産である場合は、駐車場用の土地として葬儀場に売却するのもコツのひとつです。
建物がある場合はその解体費用の負担が問題になりますが、都市部では駐車スペース不足に悩んでいる施設も多く、宅地として売り出せない場合の代替案ともなります。
▼この記事も読まれています
不動産売却の希望価格にこだわるべき理由は?売り出し価格の決め方もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
葬儀場や火葬場が近くにあることにより、不動産の売却価格に影響を与えることがあります。
とくに火葬場の近くにある土地は建設規制があって、宅地として売り出せないかもしれません。
売却のコツはまずは一般的な相場価格で売り出すことであり、駐車場用の土地として葬儀場に売却することも可能です。
京都市でマンションを売却するならシアーズ株式会社がサポートいたします。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
京都市でマンションの売却をお考えでしたら、シアーズ株式会社にお任せください。地域密着の当社は、不動産購入・賃貸管理・賃貸探しなども承っています。当サイトのブログでは、不動産情報を中心に賃貸物件などの情報を多数ご紹介しています。