手持ちの不動産を処分する際の選択肢を大きく分けると、買取と仲介の2つです。
不動産の処分にあたっては、この両者の違いや注意点を把握しておかないと後悔につながるかもしれません。
今回は不動産買取の仲介との違いや買取を選ぶメリット・デメリットについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産買取と仲介との違いとは?
不動産買取は、業者に直接不動産を買い取ってもらう方法です。
仲介は売主や業者が購入希望者を探さなければなりませんが、買取では買主を探す必要がありません。
買取業者との間で条件がまとまれば、仲介と違いすぐ売却手続きに移れます。
また、不動産買取は、すぐに業者に買い取ってもらう即時買取のほか、買取保証という方法もあります。
買取保証は、一定期間仲介の方法で買主を探し、売却できなかった場合は事前に決めた価格で買い取ってもらう方法です。
仲介と比較した場合の不動産買取のメリットとは?
不動産買取の大きなメリットは、買主を探す手間がかからないため短期間で不動産を現金化できることです。
ローンをすぐに返済しなければいけない・築年数が古いなど条件が悪く、買主を探すのに苦労しそうな物件を一刻も早く処分したいといった方に適しています。
また不動産の専門家である業者が買主になるため、契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免除される、売却活動をする必要がないため近隣の方に知られずに売却できるといった点もメリットです。
仲介と比較した場合の不動産買取のデメリットとは?
不動産買取の大きなデメリットは、どうしても売却価格が下がってしまう点です。
仲介手数料を払う必要がありませんが一般的な相場の70~90%程度の売却価格となってしまうことが多く、少しでも高く売りたい方は買取より仲介を選ぶほうが良いでしょう。
売却価格が下がってしまう大きな理由は、買い取った業者がその不動産を再販するのにリフォーム・メンテナンスなどの費用をかけなければいけないためです。
また立地などの条件によって、買い取っても利益が見込めないと判断された場合は、買い取ってもらえないこともあります。
買取が有利になるケースは、売却希望価格を下げてもなかなか買主が見つからない、築年数が古いため売却が難しいがリフォーム費用もかけたくない、といったときに限られるでしょう。
まとめ
不動産買取は仲介と違い、売却までの期間が短くすぐに現金化できる点がメリットですが、どうしても売却価格が安くなってしまう点はデメリットです。
立地や築年数といった条件が悪くなく事故物件でもない場合、時間やお金の都合が許す限りしっかり計画を立てて仲介で良い買主を探すのが一般的です。
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