集合住宅に住んでいる場合、自分が使っているスペースとは言っても注意が必要な場所があります。
なかでもベランダは、共有部分にあたるため気を付けたい場所の1つです。
今回は、賃貸物件のベランダの掃除について、注意点から現状回復の必要性、業者依頼にかかる費用まで解説します。
賃貸物件でベランダ掃除をする際には排水溝の位置に注意
ベランダに枯れ葉やゴミが溜まって排水溝に詰まりが発生すると、大雨の際に水があふれるなどの被害が起きかねません。
そのようなことを防ぐためにも、こまめに掃除しておくようにしましょう。
地面に落ちているゴミやホコリを除去したら新聞紙を破ってまいて水で濡らし、最後にホウキで集めるようにします。
排水溝は、ゴミを取り除いたあとで重曹とクエン酸をかけてぬるま湯を少量注ぐことで汚れが浮き上がりやすくなります。
しばらく置いた後にブラシでこすって水で流せば完了です。
このとき、自分の部屋に排水溝がなく隣の部屋にある場合、勢いよく大量の水を流すと迷惑をかけてしまいます。
掃除をする旨を隣人に伝えておいたり、水を流す時に細心の注意を払ったりするようにしましょう。
賃貸物件のベランダは退去時に原状回復が必要
賃貸物件を退去するときには、部屋を元に戻す原状回復の義務がありますが、ベランダも同じように原状回復する必要があります。
物を長期間置いたままにしておいた部分に汚れや錆がこびりついたり、カビがたくさん発生してしまったりするのはよくあることです。
この状態のままで退去しようとすると、原状回復のためにクリーニング費用を敷金から差し引かれる可能性があるため、退去前には忘れずにベランダの掃除をしましょう。
賃貸物件のベランダ掃除を業者に依頼する際にかかる費用
ベランダの掃除を業者に依頼する場合、業者によってかかる費用は異なりますが、10㎡あたり10,000~15,000円ほどが相場です。
実際にどれくらいかかるかについては、前もって見積もりを出してもらうようにしましょう。
こまめに掃除ができる場合は業者に依頼する必要はないかもしれませんが、時間が取れない場合は、退去前に依頼するのも一案です。
また、自分の力ではどうしても汚れを落とせない場合、無理をして傷を付けてしまうことにもなりかねません。
そのようなときには無理をせず、業者に依頼することをおすすめします。
業者の選び方は、親切な対応をしてくれるか、料金体系が明確か、実績が多く良い口コミが多いか、作業の内容が十分かという点を重視しましょう。

まとめ
賃貸物件では、水を使っておこなうベランダ掃除をする際には十分な配慮をして、隣や下の階の住人に迷惑をかけないようにすることが大切です。
原状回復の対象にもなる場所なので、日頃からこまめに掃除をして、きれいな状態を保っておくようにしましょう。
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