建物や土地を売り出すときに困りやすいことのひとつに、日常生活で使わない書類の扱い方があります。
たとえば不動産査定書は売却に役立つ便利な書類ですが、普段目にする機会がないために見方などで困るケースが多いです。
そこで今回は、不動産査定書とは何かにくわえ、書類の見方やポイントも解説します。
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不動産査定書とは?物件の売却にあたっての基本
不動産査定書とは、物件の査定結果が記された書類であり、誰が作成したのかで特徴が変わります。
不動産仲介会社によるものは、物件の売却に限って使用でき、離婚時の財産分与といったそのほかの目的には使えません。
作成を依頼しても費用は求められず、書類の完成には約1週間かかるのが一般的です。
不動産鑑定事務所によるものは、物件の資産価値を把握したいときなどに使用するものであり、物件の売却には使われません。
作成は有料であり、書類が完成するまでには1週間以上かかるケースが多いです。
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売却前に知りたい不動産査定書の見方
不動産査定書には、対象の物件に関するさまざまな情報が、いくつかの項目に分けて記載されています。
査定価格の欄に載っているのは、不動産会社が物件を調査したうえで予測した価格です。
あくまで予測であるため、上限価格・標準価格・下限価格の3種類が記載されています。
なぜその価格が予想されるのかは、査定価格の根拠の欄を見るとわかります。
物件の周辺環境、交通アクセス、日当たりの状況など、査定価格に影響したポイントが記載され、場合によっては具体的な計算式も確認可能です。
さらに、条件が似ている売買事例も査定時に参照されるものであり、比較された事例が項目のひとつとして載っている場合もあります。
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売却前に知りたい不動産査定書のポイント
不動産査定書を受け取ったとき、まずは査定価格の根拠を優先的に確認したいところです。
どれほど良い価格が提示されていても、根拠があいまいでは信頼性も低めです。
妥当な根拠があまり載っていない場合は、不動産会社まで一度問い合わせることをおすすめします。
また、受け取った書類全体の見やすさも、確認したいポイントに挙げられます。
一般の方にわかりやすい書類を作れるかどうかは、買主に向けた広告やチラシの作成に関わるポイントであり、売却開始後の集客力に響くからです。
さらに、成約時期が適正かどうかも確認しておきたい部分です。
基本的に成約時期の目安は3か月となっているので、1年と長い時期に設定されていないかよく確認することをおすすめします。
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まとめ
不動産査定書とは、物件の査定結果が載っている書類であり、誰が作成したのかによって特徴が変わります。
書類の見方としては、査定価格の欄には不動産会社が予測した3つの価格が載っている点などを挙げられます。
書類を見るときのポイントは、査定価格の根拠や書類全体の見やすさ、成約時期の目安が記載されているかなどを確認することです。
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シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
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