近年、ウッドショックや新型コロナウイルス蔓延の影響などにより、中古物件を購入して、リフォームする方が増えています。
なかには、価値が下がりにくいマンションを購入する方もいるでしょう。
今回は、マンションをリフォームするうえで気を付けるべきポイントをご紹介します。
リフォームやリノベーションを検討している方は、マイホーム購入後に後悔しないためにも注意点などを把握しておきましょう。
マンションをリフォームする際のポイント①：範囲
マンションなどの集合住宅には、「共用部分」「専有部分」の種類があります。
だし、個人でリフォームできる範囲は、専有部分のみです。
また、建物構造に影響を与えかねないリフォームもできません。
コンクリートの床スラブや壁、天井や配管スペース、玄関やサッシ、バルコニーなどは、共用部分にあたるため、原則リフォームは不可能です。
ただし、玄関の内側の仕上げやサッシのガラス、は変更できるマンションもあります。
それぞれのマンションでは、規約があるため、リフォームする前にチェックしておきましょう。
不明な場合は、管理組合などにお問い合わせすることがおすすめです。
マンションをリフォームする際のポイント②：準備
マンションをリフォームする際のポイントは、事前に近所へ挨拶することと部屋を片づけることです。
リフォームでは、業者の出入りがあり、騒音トラブルに発展しやすくなります。
そのため、事前に近所と管理組合に報告をし、お詫びを入れておくことで、近所トラブルを防ぐことが可能です。
また、水回りの取り換えやクロスの張り替えなどおこなう部屋の家具家電や雑貨などは、事前にしまっておきましょう。
事前準備をおこなうことで、スムーズにリフォームが進みます。
マンションをリフォームする際のポイントと注意点
マンションをリフォームする際には、管理規約を確認し、必要に応じて報告や申請書を提出しなければなりません。
フローリングでは、定められた素材があるのか、共用部分に資材などは置いても良いのかなど確認しましょう。
また、工事をおこなう期間の告知や駐車場の確保なども事前にしておく必要があります。
原則、マンションでは、どのような工事をおこなうのか、施工会社が出入りする日時、駐車場などの利用などを申請書にまとめて管理組合に申請をしなくてはなりません。
まとめ
マンションのリフォームでは注意点に気を付けながら、事前準備をおこないましょう。
管理組合などに申請を出していない場合はトラブルになる可能性も考えられます。
そのため、事前申請や規約確認を怠らないようにしましょう。
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