中古マンションを探してみると、築30年などの古い物件が見つかるケースも珍しくありません。
築古の物件もひとつの選択肢にはなりますが、建物は少なからず傷んでいるはずであり、購入後にいつまで住めるのか不安になるところでしょう。
そこで今回は、築30年の中古マンションはいつまで住めるのかにくわえ、建て替えや耐震性はどうなっているのかも解説します。
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築30年の中古マンションはいつまで住めるのか
マンションの耐用年数は47年とされていますが、これは建物の寿命を意味する指標ではありません。
耐用年数とは、会計上で建物に価値が認められる期間であり、物理的に住めるかどうかとは無関係です。
建物の物理的な寿命は、鉄筋コンクリート造のマンションなら100年以上におよぶと想定されています。
ただし、実際の寿命は周辺環境や日頃の管理状況などによって変わるものです。
想定より寿命が縮まっているケースも考えられるため、いつまで住めるかは一概にいえません。
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いつまで住めるかに関係!築30年の中古マンションの建て替え
古いマンションでも建て替えれば新築に変わり、以後に長く住めると予想されます。
しかし、どれほど築年数を重ねても、マンションでは建て替えがほとんどおこなわれません。
2023年のデータによると、マンションの建て替えの実績は累計で282件、約23,000戸に留まっています。
これほど件数が少ないのは、建て替えには区分所有者の5分の4以上が賛成しなければならないからです。
さらに、一連の工事に高額な費用がかかることも、建て替えを難しくしています。
なお、容積が余っていたために戸数を増やせるなど、建て替えに有利な特徴があれば、工事のハードルが比較的下がります。
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いつまで住めるかに関係!築30年の中古マンションの耐震性
現時点で築30年の中古マンションには、建築時に新耐震基準が適用されています。
新耐震基準に切り替わったのは1981年6月1日であり、建築時点で旧耐震基準はすでに使われていなかったからです。
旧耐震基準は、震度5程度の地震で建物に大きな被害が生じないことを想定していました。
一方の新耐震基準は、震度6強~7程度の地震でも建物が倒壊しないことを想定しています。
現時点で築30年なら一定の耐震性は期待でき、地震対策で引っ越しを余儀なくされるリスクは低めです。
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まとめ
マンションの物理的な寿命は100年以上と想定されるものの、実際のところは周辺環境や日頃の管理状況にもよるため、いつまで住めるかは一概にいえません。
マンションの建て替えは、区分所有者の5分の4以上が賛成する必要がある点などから、一般的に難しい傾向にあります。
建物の耐震性に関しては、築30年でも建築時に新耐震基準が適用されている関係で、比較的安心できます。
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シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
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