空き家の管理には時間もお金もかかるため、少しでも節約したいと考えて外壁の塗装を放置する方が少なくありません。
しかし、空き家の外壁の塗装を放置すると後々もっと面倒なことになる可能性があります。
今回は、空き家の外壁の塗装を直さずに放置するとどうなるのか、塗り直すべき時期や塗り直したほうが良い理由についてご紹介します。
空き家の外壁を塗装せず放置するとどうなるのか
空き家の外壁の塗装を放置するとどうなるのか、という疑問に対し「外観が悪くなるだけなのでは?」と思う方もいるでしょう。
確かに外壁の塗装は家の景観を良くするために重要なものですが、それ以外にも外壁を保護する役割を負っています。
そのため、外壁を塗り直さずに放置しておくと外壁が劣化しボロボロになってしまうのです。
結果的に雨漏りを引き起こしたり、家の構造体が腐食したりするなどマイナスな影響を与えます。
そうなると空き家の修繕に外壁の塗り直しよりもお金と時間がかかってしまうため、塗装は放置しないほうが良いのです。
空き家の外壁の塗装を塗り直す時期
外壁の塗り直しに適した時期の目安は、塗料の表面に劣化現象が目立つようになった頃です。
塗りたての塗料には光沢がありますが、時間が経って劣化が進み、その性能が落ちてくるにつれ光沢を失います。
また、塗膜の表面にチョークを削ったような粉が出ていたり、でこぼこになっていたり、剥離が見られる場合も塗り直しの目安です。
湿気によってカビやコケが発生している場合やひび割れが見られる場合、内部構造への影響を抑えるためなるべく早めに塗り直したほうが良いでしょう。
日当たりや温度、湿度によって劣化の進度には差があるため、定期的に点検して兆候を見逃さないようにすることが大切です。
空き家の外壁の塗装を放置しないほうが良い理由
人が住んでいない家に定期的に手を入れるのは面倒なことですが、そうしたほうが良い理由があります。
外壁が劣化するとそのまま構造の劣化につながるため、塗装を塗り直すことは家の寿命を延ばすことになるのです。
少しでもきれいなまま保っておいたほうが資産価値を維持できるため、売却時の大幅な値下がりを防げます。
また、あまりに劣化が進んで倒壊の危険がある場合や害虫の温床になっている場合、あるいは周辺の景観を著しく損なっていると特定空家に指定されることが多いです。
そうなると行政による処分がおこなわれ、解体費用などを請求されるためこれを回避するためにも定期的なメンテナンスが必要だと言えるでしょう。
まとめ
家の外壁は家全体の構造を守る働きを担っているため、外壁が劣化してきたら塗り直してお手入れする必要があります。
放置して劣化が進むと行政の処分を受けるなど、より時間やお金を取られることになるためこまめなメンテナンスをしてきれいに保つようにしましょう。
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