最近注目されている投資ですが、リスクを気にして始めることをためらっている方も多いでしょう。
投資のなかでも比較的リスクとリターンのバランスが良いとされているのが不動産投資です。
今回は不動産投資による利回りの相場と計算方法についてご紹介していきます。
投資に興味がある方は是非チェックしてみてください。
不動産投資における利回りとはなにか
初心者にはわかりにくいのが利回りについてです。
投資の基本となり、投資した金額に対して得られる見込み収益の割合のことをいいます。
不動産投資の場合には「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があります。
表面は、年間の家賃収入を不動産の購入価格で割ったものです。
比較的簡単に計算できるものですが、満室を想定した数字になっていて維持するためにかかる諸経費は考慮されていません。
つまり、必ず得られる利益ではないので注意しましょう。
これに対して、実質は固定資産税や管理費、保険料などの不動産運用に関する諸経費が考慮されています。
つまりより現実的な数字をたたきだすことができるので、手取り収入や物件比較に適している方法です。
しかし、こちらは固定されたものではありません。
空室が出た場合や築年数などによって流動的に変化するので、正確な数字を出しにくいというデメリットもあります。
不動産投資における利回りの平均相場とは
平均相場は立地条件や物件のスペックによって大きな差があります。
平均相場がいくらかを知っておくことで、気になる物件が比較しやすくなるでしょう。
都心部の場合、区分マンションなら築20年ぐらいまで表面で5%、20年~35年であれば7~8%以上になっている物件は良好です。
マンションではなく一棟物件の場合はマンションとは異なります。
新築で5%~6%、中古で6%~8%が平均です。
木造の一棟物件は中古で8%あれば十分高いといえます。
不動産投資における利回りの計算方法とは
まずは表面の計算方法です。
表面は比較的シンプルで、表面利回り(%)=年間家賃収入÷物件購入価格×100でだすことができます。
実質は実質利回り(%)=(年間家賃収入-年間運営経費)÷(物件購入価格+物件購入時の経費)×100でだすことができます。
表面と実質では違った結果が出てくるでしょう。
それぞれで算出された数字を比較することで実際の利益を想定できます。
まとめ
不動産投資には欠かせない利回りの計算方法は知っておくことが大切です。
きちんとチェックすることで、投資に向いている物件なのかの判断材料にもなります。
投資用物件で表示されている数字をそのまま信用せず、しっかり自分でもチェックすることで不動産投資を成功させましょう。
分譲マンションオーナーで売却や賃貸を考えている方のご相談は、私たちシアーズ株式会社にお任せください。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓