不動産投資を始める際には、物件の購入代金だけでなく、さまざまな諸経費も必要です。
そのため、物件の購入価格すべてを融資金で調達できれば、諸経費負担を軽減できます。
この記事では、フルローンとはどのような仕組みのローンであるか解説したうえで、不動産投資で利用するデメリットと利用をすすめられるケースを解説します。
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不動産投資におけるフルローンとは
フルローンとは、物件の購入価格をすべて融資で調達する方法です。
ただし、物件取得に伴う仲介料・登記費用・火災保険料などの購入にかかる諸費用はローンの対象になりません。
そのため、利用を検討していても、自己資金をある程度準備しておく必要があります。
フルローンを利用する大きなメリットの一つが、自己資金を手元に残したまま不動産投資を始められる点です。
賃貸物件を取得すると、毎年の固定資産税の納付や定期的なメンテナンス、また想定外の修繕費などの対応が求められます。
また、資金面の準備ができていない場合でも、自由なタイミングで物件の取得ができるのもメリットとしてあげられます。
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不動産投資でフルローンを組むデメリットとリスク
物件の購入価格すべてをローンで対応すると、借り入れ金額が大きくなるのが一般的です。
借り入れ金額が大きくなるにつれて、毎月の返済負担が大きくなるのがデメリットです。
家賃収入とローン支払いの収支バランスに注意して、無理のない借り入れ額と返済額を設定する必要があります。
また、フルローンは金利上昇リスクの影響を大きく受けます。
住宅ローンのように、毎月の返済額が一定期間固定され、返済額が現行の1.25倍以内の増加に抑えられるルールがありません。
ローンの金利上昇を見込んで、返済計画を立てておく必要があります。
さらに、空室や家賃滞納などのトラブルが生じると、キャッシュフローが悪化します。
家賃収入の範囲内で返済ができるように、慎重に事業計画を立てるのが重要です。
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不動産投資でフルローンがおすすめできるケース
初期費用を大幅に抑えられる点が大きなメリットのローンですが、不動産投資を検討している方すべてにすすめられるわけではありません。
それは、一般的に借り入れ金額が大きく、融資審査が厳しいためです。
おすすめできるケースは、家賃収入が減少したり金利上昇で毎月返済額が増加したりしても、不動産投資以外の収入で定められた毎月返済額を支払えるときです。
そして、不動産投資でキャッシュフローが良好なときも、おすすめできるケースといえます。
このようなときであれば、融資審査する金融機関も、返済リスクがあるかないかの判断が容易につきます。
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まとめ
不動産投資を始める際に、フルローンが利用できれば、自由なタイミングで物件の取得が可能です。
しかし、金利の上昇局面や家賃収入の減少時にも、返済ができるかどうかを慎重に判断する必要があります。
選択肢の一つとして頭に入れておき、計画的に賃貸経営を始めてください。
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シアーズ株式会社 スタッフブログ編集部
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